道路清掃
快適な交通確保のための道路清掃
道路上には車から飛散する砂利や砂、釘、木片、空き缶やビンなど様々なものがあり、これらが溜まると景観を損なうだけではなく、走行中の車が踏むと大きな事故に繋がる恐れがあります。当社では常に路面を綺麗な状態に保ち、快適な交通確保のため日夜道路清掃を続けています。
道路清掃を支える4つの車
道路清掃は先行車、散水車、路面清掃車、ダンプトラックの計4台で行います。
先行車
路面清掃車で回収できないようなゴミを前もって回収するための車です。
散水車
路面清掃車のブラシによりほこりが舞わないよう路面に水を撒く車です。
路面清掃車
道路上のゴミをサイドブラシとメインブラシを使って収集する車です。
ダンプトラック
路面清掃車のタンクがいっぱいになった時ゴミを積み替えるための車です。
先行車(先行班による歩道部の清掃)
先行班は歩道部や駐車車両がある場所など、路面清掃車で直接清掃できない場所の土砂を清掃作業帯に掃き出しだしを行います。また、飛散の恐れのある紙屑や大きいゴミなどは直接収集しています。掃き出しやゴミの収集は人力作業で行います。
散水車
散水車は路面清掃車が通る前に清掃作業帯に水を撒き、ほこりが舞い上がらないようにすることが主な役割です。通常土砂などのゴミは車道の端に堆積するため、車道の端部に向けて水撒き作業を行います。堆積の土砂の量によって撒く水の量を変えるなど、道路状況に合わせて適切に作業を行います。
路面清掃車
路面清掃車は道路清掃のメインとなる機械です。サイドブラシで車道の端部の土砂やゴミを車体の下部へ掻き出し、メインブラシにより土砂やゴミをかき上げて清掃します。路面清掃車には4輪ブラシ式や3輪ブラシ式、真空式などいくつか種類があり、都市部の障害物の多い道路状況では3輪ブラシ式が主に使われています。3輪ブラシ式のロードスイーパーは大型特殊車で、車両を縁石ギリギリまで寄せて清掃を行うため、その操縦には熟練した技術が必要です。
ダンプトラック
ダンプトラックは路面清掃車で収集したゴミがいっぱいになった際に、ゴミを移し替え連続作業が行えるように路面清掃車の手助けをします。また、収集したゴミはダンプトラックにて処理場へと運搬し処分します。